55にして開眼。生き方を発見した。
「二兎追うものは一兎も得ず」なんて言葉ありますよね。
本当でしょうか。
確かにウサギを追う技術にたけたものでないと一羽も捕れないと思います。
でも要領の良い、または技術にたけた人は一度に3羽も4羽も捕る可能性がありますよね。
でも私たちは子供のころから上記のように戒められ、一つことに打ち込んで立派な専門者になれと教えられてきました。
それに乗れない子供は(私のように)職業適性検査で最低ランクを張られ、
心を折られ、ダメ人間だと自分のことを自分で見限ってしまうことになりかねません。
先日このような本を手にしました。
このタイトルの黒文字はちょっと本の内容にそぐわない気がします。
それよりも、いろいろなことに次から次に興味をもって、ある程度できるのも早く、すぐにまた違うことに興味を惹かれ移って行ってしまう…
親から見ると「なんて飽きっぽい子かしら」と思える子。
それってただの飽きっぽいんじゃないかもしれないということが理解できる本かもしれません。
私の職業適性検査通りです。
「何事にも飽きっぽく、何にでも手を付けて一つことに従事できない」
「どの職業にも向いていない」
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就職先を辞め起業した後、とてもつまらなさを感じた時がありました。
それは、企業人だった頃は一日のタスクは30くらいあって、それを毎日毎日ゲームのようにこなして、結果を出すことに喜びを持っていました。
ところが起業してみるとタスクは一日のうちせいぜい4つくらいなもの。
仕事もしつつ、すぐに別のことも始めてしまいました。
例えば市民活動、まだ足りません。
新しい技術で絵を描く→そんなことはすぐに出来てしまい全然足りません。
通信大学に入学→まぁ楽しいけれどタスクは少ないです。
苦手な刺繍とかフェルトとかやってみる→面白かったけれど出来てしまえばタスクにはなりません。
あまりにつまらなくてパチンコをやってみたりもしましたが根本的に違ってます
結局自業に関係しないことはぴんと来ず、やる気も続かなくなってしまうことが分かりました。
自分の仕事の中には営業も見積りも経理もありますから、何かとやることはあります。商売は飽きずに企業人として拘束され仕事をしていたと同じように時間を使えばそれ相応の前進が期待できるはずなのです。
ですが自営業は暢気なもんです。
企業人と同じような時間の使い方を一生懸命心掛けないとのんべんだらりとしてしまいがちでタスクも少なくなるのです。
企業で働いていたころのタスクは確かに30くらいあって、業務が8割。あとの2割はほんの些細なことであったように思います。
でも企業の業務は課が決まっていますからやる仕事の方向は一方向だけです。一方向の仕事などタスクは紐蔓式に行えます。
自営業は多岐に渡る仕事があります。時計で示すなら企業での仕事は12時から4時方向の仕事だけ。
自営業の業務は12からぐるっと一回りした12時までなのです。
タスクを書き込む際、あまりにも多岐であったり、些細な業務であったりするのでつい忘れがちになります。
その些細な業務も一つづつ書きだしていけば30くらいにはなります・・もっと多いかもしれません。
であれば今まで(つまらない)と思っていた事業の業務も、タスクのクリアーというゲームのような感覚を味わえるのかもしれません。
自分を律し、時間の無駄をなくし、毎日の業務の綿密な計画を立てることで有益なタスクを得られ、自分自身の多様な生き方への満足感を得られると気づかせてくれたこの本に感謝!です。
まだまだこの本の奥深さは読み込むうちにいろいろありそうです。
理解でき発展させた(今ここ)をまずやってみようと思います。
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