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5月, 2015の投稿を表示しています

ガーデニングショウの見せ方と実際の庭②

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②ですが、ガーデニング施工も、このバラの時期に写真を撮ると、 それはそれは美しい庭に見える。ってことは言えます 特にリガーデンですと、もともと地面に埋まっていた球根などが、 施工の際にいい感じに地面が掘り返されて、春になって芽を吹くとかあるので、この時期は豪勢なガーデンに見えたりします。 ガーデニングショウにもそれは言えますね。 下の写真は<バラとガーデニングショウ>の写真です。 真ん中上の青く囲まれた写真はショウの外で展示してあったブースですが、圧倒的に違うのは植物の量です。 周りの写真と比べてみると、違いは歴然 でもこの青枠の写真の周りにこれくらいの植物を配したら間違いなく 見栄えのする展示物になったことでしょう。 ですが、普通の庭にここまで植物がゾワゾワ生えていたら、結構うっとうしかったりします。 実際とショウでは何が違うか。 ショウは見せ場を凝縮して、いいとこ取りで見せているということ。 それを参考に自分のガーデンを作ったら、それはそれで大変美しくて、素晴らしいと思います。 ですが、ショウはそのいっとき。本物のガーデンは年間を通して美しくしておかねばなりません。 その時期に美しく咲き乱れる花あれば、芽を吹き出す植物もあり、枯れ落ちる植物もある。 それをいい感じに配して、いつも綺麗に見せる工夫が本物のガーデンには必要ですよね 言葉で言うのは簡単ですが、管理って大変なんですよー。 ・美しく見せるのは植物の 量 ! ・ 季節に応じて 美しくさせるには通年 違う植物 を たくさん 管理する必要がある。 ・咲かせ、生やせ、処分する。 絶え間ない ぐるぐる活動 上記ができないとたっぷりの美しさは望めないということを肝に銘じないとなりませんね。 ちょっとため息でちゃいますね 管理しやすい庭ってどうしたらいいのか・・・それはまた今度。

図解)チャドクガのいる場所

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とうとう発生のピークになり始めたチャドクガについて、今回は虫自体というよりも、危険回避のために書きます。 教訓 「サザンカの列植はどこにでもある!注意して歩くべし!」 図じゃないです。写真でご説明 朝一番は、まだまだ活動的じゃないチャドクガの撮影ができました 毛虫自体を見るのは嫌でしょうからちらっと雰囲気だけ。 まずはいそうな場所のチェックポイントをお伝えしてみましょう。 素敵な公園になっています。秋には紅葉し、落ち葉はとても素晴らしい芳香を漂わせる樹木がある公園です。 いつも整備されていますし、東屋もあり居心地もよくされています  通路も比較的広く、歩きやすいよう舗装もされています。。。が 写真右側 桜の木の下は日陰にも強いサザンカの植え込み。10本ほどあります これはよく見かける公園の一般的なものです。 こういう場所は公園だけでなく、一般道の歩道脇にもあります 丸を囲んだ場所。 まずここのチェックポイント 虫は写っていませんので、写真をクリックして大きく見てください 一番手前のサザンカはもう葉があまり付いていません。爆食後ですね ☆彡 東か西の日がよく当たる列植のはじの木 ☆彡 少し前にせり出して真上からの直射日光が当たる木 反対側から撮った写真です 写真をクリックしてください 2つ目のチェックポイント 丸で囲んである部分をチェック! 下の写真だとよくわかりますが、こんな歩道のこんな人が触れるような場所にいます! 犬の散歩でも目の前に行きますね ☆彡 葉がボロボロになって枝だけが残っていたら要注意! すぐ近くにいます! さて、下の写真、勇気があったらクリックしてください ○ で囲ってある部分が先ほどのチェックポイント葉がボロボロに食べられています。葉脈も残っていません。葉脈を残すのは違う虫なので、機会があったらお伝えします。 ぼろぼろの葉のすぐ近くに、数十匹が群れて生息しています 彼らは 毒針を風で飛ばす こともあるので、怒らせなくても要注意です。 樹木を揺らそうものなら一斉に飛ばしてやられます。 もし刺されたら掻かずにガムテープってのが、私の今のところの特効薬ですが、気づかないので、早めに病院≪皮膚科≫へ行きましょう 毛の短いわん...

ガーデン設計のお絵描き

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今日も一日中お絵描きしていました。 お尻が痛いです。 ガーデニング設計をあらかた終えると、お客様へ立面図というか、イメージ画をお渡しします。 何件かあると疲れるほど絵を描くことになります。 出来たら絵は習ったほうがいい。 描けないより描けた方がいいし、描けないと断然格下のガーデナーになってしまいますね 記憶の範囲で、イメージを作り上げたときはラフ図で書いたりもしますが、新規の何もないお庭で写真をバッチリ撮れるようなガーデニングなら写真加工にします。 ちなみに私が習っているのは色鉛筆画。 今は10号サイズの色鉛筆画としては大きな作品を描き始めました。 ガーデニングのイメージ図とは全く違うのですが、初めてなお書く事が嫌ではなくなりました。 画材も増えますし、仕事場に絵を描く場所ができます。 疲れてしまってなんか心もすさんでいたんですが、改めて思うと 絵を描けるって幸せなことですよね。 仕事だろうがなんだろうが、描くチャンスがあるなんてそれだけで幸せなことですよ。 という感じで気持ちが復活してきました。 明日はそのガーデニングイメージ図をお客様にお届けしてきます。

ガーデニングショウの見せ方と実際の庭

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まぁ今日はガーデナーの思うこと。。つぶやき的なことですが。 ガーデンショウに行くと、最近は特に目に付くのですが、背景の景色に凝っているということ これは裏を返せば、もし自宅のお庭を写真や、ガーデンショウのとおりに作っても かっこ悪く見えてしまうのは、背景の自分の家がかっこ悪いから・・・ってなことが考えられちゃうかもしれません。 下の写真は毎回質の高い作品を出展されるガーデンさんの作品です。 お断りしておきますが、こちらのガーデンさんは、植物はご自分のガーデンで年間通して管理され、ご自分のガーデンもそれはそれは見事に管理されていますし、喫茶をされた方へガーデン見学を解放されています。 ですので、こちらはハリボテや実際にありえない植栽にはなっていないからこそモデルとして使いました。 本筋に戻しますが、もし植物の後ろの窓がご自宅のサッシの窓だったらどうなんでしょう そういうイメージでショウへ行った際に、また撮りためた写真を見ながら 自宅に素敵な庭を作るとき、どうやったら美しく見えるかを考えてはいかがでしょう。 せめて素敵な空間の庭の奥に洗濯物が翻っているとか、そう言うのやめてみましょう。 自然にほとんど見られない色の生活用品を排除するとかね ガーデンショウの見方についてはおいおい書いていこうと思います。 無断で写真を使わせていただいたので、こちらのcafeの宣伝になればとリンクを張っておこうと思います。 是非一度ゆっくりとした時間をお過ごしにいらしてみてください TOPではなくCafeへのリンクです(同業者ですが。宣伝(´∀`)) Greenfinger       http://www.greenfinger.jp/cafe/

バラが街を変え美意識も変えちゃうかも!

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道行く人が皆「なんて綺麗な通りなのかしら」と歩いてみたくなるような そんな街になったらいいな・・・そう思うのは私だけじゃないはず。 上は合成したものだけど、近くにありませんか?こんな通り。 クリスマスの電飾が美しいうちがあると、近所もだんだん電飾をするようになり、通りがクリスマスの時期だけ賑わうってのあるでしょう? それと同じように美しいバラを育て通りから華やかに見えるお宅の周りって皆綺麗にバラを飾り始めたりします その飾られた通りを歩くとき、幸せな気分にさせていただけるのって本当に嬉しいことです。 合成ではなくて、近所に素敵な通りがあります 数件で、種類の違うバラをそこここに植えてあります。車1代が通れるくらいの通りが歩く人からするとまるでその先に秘密の花園でも待ち受けているかのような、バラのトンネルの雰囲気さえあります。香りもそこだけ芳しく、気分も穏やかになる気がします。 この時期はあっという間に過ぎてしまいます。 朝ちょっと早起きして自宅の周りにこんな場所がないか散策してみてはいかがでしょうか。

これでも美しく薔薇は咲く

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「バラは難しくて・・・」とおっしゃる方って少なくないのですが、そんな方のために勇気の出るお写真をお見せ致しましょう。 これは我が家です 私はローズヒップを採取するためのバラを見つけると頂いてきます。 もちろんいらないというバラについてですが。 バラって接木が多いのですが、台木には強くて、原種に近いバラの苗を用いることが多いので、放っておくと台木が伸びてきたりします。 それ狙い目。 そこから生えてきたバラからは意外や意外良いローズヒップが採れたりします                         このバラはドッグローズ ⇒⇒⇒ だからってここまでの話では、育てる自信のない人に自信を持ってもらえませんよね。でもねこれからです。 このバラ、いずれ良いところで育てようと思ってはや2年。 ブリキのバケツに突っ込んで放ってあります。 しかも、もともとこのバラはプラ鉢植えなのですが、そのプラ鉢はもう根詰まりでガチガチ。底から根が伸びてしまっています。 それでも上の美しい赤いバラと、下の台木のドッグローズ、秋にはローズヒップと過酷な私の愛に応えております。 穴の空いたブリキのバケツですから水をやっても溜まることはなく、プラ鉢には雑草も同居していますし、栄養もやってません。消毒もやらないのに元気いっぱい!! ちょっと見にくいですが、台木のドッグローズの方が元気でぐんぐん伸びて、接木は(名前分かりません)こじんまりと咲き誇っていますね 下にちらっとブリキのバケツが写っています こんな状態で時々ザッと水をぶっかけていますが、それだけです。 勇気出ましたか? ちゃんといずれ植えますよ!いずれね!

新しい庭づくりの考え方

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植木の剪定業はお客様との生涯のお付き合い。 年に数件は悲しいことにお客様の数が減ります 仕方のないこととは言え、さみしい気持ちは蓄積していきます。 必然的にどうしても新しいお客様の開拓が毎年必要になってきますが、最近は剪定のお客様よりも、ガーデニングのお客様を強く営業してます。 日本の一般家庭の庭は、みるみる小さくなっていきます。 日本庭園も代が変わると維持できないのが現状でしょう。 そして、日本の庭は「見る庭」から「使う庭」へと変化しつつあります。 小ぶりなお庭でいかに楽しく過ごせるか・・・ 楽しさの考え方はひとそれぞれです。 心地よいウッドデッキから素敵なガーデンを眺めたい。 庭にオーガニックのポタジェを・・・ ベニシアさんの庭みたい生活に根ざした美しい庭にしたい・・・ 子供と元気に遊ぶ庭にしたい・・・・ などなど・・・ お客様の生活環境やライフスタイル、興味の対象などに合わせ、庭づくりも変化します。庭をストレスの溜まる場にしない。それがこれからのガーデンライフです。 結構長くなったガーデナー経験をこれからもお客様にお伝えしていきたいと思います。

ベニカナメの病気

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そろそろその季節。バラも咲いてることだし・・・ 垣根が枯死したり、葉が散って植える業者も少なくなってきたこの木     ベニカナメ 業者はちょっと嫌がって植えなくなっても、巷には出回っているし、生産はされているので、安価で手に入りやすい。 家庭で植えるにはもってこいかもしれない。 病気が出始めて、レッドロビンという病気になっても枯死しにくい品種が生産されるようにもなった。 ちょっと言葉が硬いね。 まぁともかくこの病気は  「ゴマ色斑点病」 今は結構ネットでも出てくるね。 当時は私のBLOGのTOP検索の一つだったこともあるこの病気だから 今も困る人はきっといると思う。 レッドロビンにもこうしてゴマ色斑点病が出ます ベニカナメに比べ、比較的枯死する確率は低いですが、 決して枯死しないとは言い切れません。 バラ科 カナメモチ属 園芸品種 要黐と大要黐の種間交雑種 病状 <発生時期> 4月から10月(湿度と、温度が関係します) 写真にあるものは綺麗ですが、それがいくつも葉の上に存在し、結合すると、きれいな円形には見えなくなる場合もあります。 新芽の赤色で柔らかい葉の状態とは違い、病気になると 赤黒く硬い水気の少ない葉に変化し、激しく落葉します。 新芽がふいてもまた落葉することも確認されています <薬剤防除> ダコニール1000、トップジン M 水和剤 <その他の防除法> 落葉した葉は一枚残らず(大げさですが)地面から綺麗に取る ダコニールなどの防除薬品を地面にも散布する 枝や幹の残る病気になった葉も出来るだけ取り去る 剪定後のハサミは消毒、あるいは研ぎ、または 火であぶるなどして除菌をする 菌の病気ですので、完全になくなるものではありません。一度なると毎回起こるし、戦いは終わることはありません。ですが ベニカナメやレッドロビンの赤は、本当に街を明るくする色ですね ぜひ管理にお気をつけて、楽しんでください

4月までのお仕事のまとめ

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1月から4月までのお仕事。 今年はプチガーデニングが多いです。 年明けしょっぱなマンションの半屋内、ベランダガーデン施工があり、2月はフェンス施工と砂利敷き。 3月は地域の農園カフェを作っていました。大工もします。 左官も教えてもらいました。 そう、秋に公民館で講習する盆栽を作って提出したっけ・・・ 3月以外は毎月施工でしたね。 4月のはつい先日までやってました。バリアフリーガーデニング施工です。 そうそう、石を買いました。今後の商売のためです 盆栽やりますので( ´艸`) 5月からもプチガーデニングが続きます。もちろん植木屋さんのお仕事はコンスタントにやってます。 こういうの大事。 グリーンアドバイザーでは仕事以外だけど、活動を報告してランクアップしていく、CPDをやっているので、忘れちゃいけないよね。

真面目に書きます。HPの代わりに

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そういえばHPをやめておよそ10年ほどか・・・ 自らのお仕事を紹介する場を作っていなかったし、今の自分は10年前とは45度くらいは違ってしまった。 40なんて年は、まだまだ世間知らずね 元気でバリバリこれからもできるなんて思っていたもの 自分がだんだん思うように動けなくなるとは考えもしなかった そこに気づいて今、私は50になった。 そして振り返ると実働もさる事ながら、多角的に仕事をしている。 もちろん植物に関することではあるが、そこからつながる各方面へと自分を発展させたことは、将来を見据えた行動だ。 40半ばまでの仕事はなんと地に着いていなかったか! もちろん沢山の経験と、知識を蓄える時期。 今の自分があるのも、必死で動いたからだと自負もできるが。 ガーデナーと自称する人は、先に名を売り後から経験と人脈で仕事をするか、じっくり下積みをして地道に仕事しているかどっちかだなぁと思ったり。 まあ、いろいろあったこの仕事もトータルすると24年やっているんだなぁと。。。 私は私の気づいた道をゆっくりゆったり歩いていく。