年末で慌てない 植木屋の頼み方/選び方

一雨ごとに季節が変わるのが分かる9月です。

今日は秋から年末に向けて植木屋さんを頼む良い方法を書きたいと思います

年末ギリギリまで仕事をしている植木屋さんも最近は多くなったようですが、波や地域差のあることだとも思います。
いつごろ植木屋さんに来ていただくのがベストか。

まず植物について、剪定適期かどうか。
それによりこの時期に剪定すべきかどうか、まずはそこから考えねばなりません。
新しい年をきれいな庭で迎えたいという気持ちはわかりますが、剪定時期を違えると来春がっかりということも有り得ます。

10月の半ば過ぎになると春や夏のような”伸び”がなくなります。落葉の準備が始まり、紅葉も見られるようになります(関東地方)


  1. 落葉樹の紅葉だけが楽しみな庭木であるならば、10月半ばまでだと剪定は少々早いかもしれません
  2. 針葉樹については夏場の剪定が割と苦手です。やっとこの時期からの剪定が適期となる樹木が多くなります。
  3. 春に咲く花木はこの時期(というか夏以降)剪定すると来春咲かない種類も多くあります。特に庭木の花木についてはツツジ、サツキなど代表的ですね


上記の条件から我が家の庭木を眺め、考えます。
(絶対紅葉は見たい)(散る葉っぱの掃除が嫌だ)(樹木の健康などどうでもいいから減らしたいくらいだ)(針葉樹が枯れかかっている。なんでかわからないけど診てもらいたい)等

✩上記1の条件で落葉が嫌だ!という方には9月から10月半ばまで、植木屋さんの都合に合わせての剪定であれば双方好都合となります。

✩また、針葉樹でも最近多い”虫が付いて食害で枯れる”現象があるならばぜひこの時期に剪定及び消毒等殺虫処置をしていただくことをお勧めします。

さて、上記1,2の条件の方は10月半ば以降植木屋さんに来ていただきたいですね
健康な針葉樹でしたら10月半ば以降がいいですね

(色で判断   この色は9月から10月半ばでいい感じ
          この色は10月半ば以降がいい感じ       

次に植木屋さんの繁忙時期について。

9月は夏場に伸びて鬱陶しくなった植木の処置にあちらこちらで「急いで」仕事を頼まれることが多くなる時期です。ただ、「急がないけど近々」というお願いはとても嬉しい時期だと思います。

10月半ば過ぎになると個人宅の剪定を行う植木屋さんであれば、例年通りのお客様の所へ伺う通常業務になっていきますが、新規顧客に対応することも出来るはずです。

ただし下記の注意点を守ると上手く入りやすくなると思われます


  • 予約の電話は10月の半ばまでに行う
  • 植木屋さん都合になってくる時期なので、それには極力合わせる。
  • 10月中旬から12月末までという条件の幅を広げてお願いする




植木屋さんに来ていただくコツがわかったところで、注意点を書いておきます


✩忙しい時期だと中には料金を上げてくるときもあるので、植木屋さん都合の時期にすることで、料金は通常価格にお願いしてみましょう。
✩どうしても都合が付かない(時期と料金)なら植木屋さんを変える(セカンドオピニオンみたい)10月半ばまでの電話なら他の植木屋さんという手もうまくいく場合があります


はぜひお客様にしていただきたいのは、お医者さんを選ぶのと同じように
ファースト・オピニオンで


  • どれだけ親身に相談に乗って下さり
  • どのような専門的理由で何を行うべきかの説明があるかを重視して
  • その植木屋さんに対し信頼が置けるか


を事前に見ておくべきだと思うのです。

自分の体では主治医を選択していませんか?
「私は***病院が主治医なの」「俺は@@病院のほうがいいな」
病院へかかって(ちょっと合わない)を感じて違う病院を主治医とするならば、植木屋だってそれでいいじゃないですか。ようは、患ってから急いで主治医を探すのではなく、普段から主治医(植木屋)をチェックしておくべきだということです。

↑おすすめしておきます。



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