コケの生育環境

 季節が急に変わったように感じるのは、極端な暑さを経験したあとだからでしょう。

秋の長雨の影響が各地で災害となって現れてしまいました。

災害に遭うのは私の住む街かもしれませんでした。

災害は人を選んでいるわけではありません。誰の身にも起こり得ることなのだと

とても身近に思えた今回の災害でした。


災害に遭われた方に、心からお見舞い申し上げます


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秋になると園芸講座が多くなってきます。

個人的には春のほうがいいだろうと思うのですが、そう上手くはいかないものなのでしょうね

最近特に多いのは苔玉の講座ですが、ちょっと気になることが前からあるので

書いておこうかなと思いました。







苔玉の管理をする時にコケの性質と、生えている植物の性質が違うと

生育がうまくいかないということです。



コケの種類で日照下で育つスナゴケや、スギゴケであれば植える植物が


日当りを好む植物で作ってあったとしても、管理はしやすいと思います。



時々苔玉教室の写真などで見かけるのですが、ホソバオキナゴケの苔玉であるのに

植える植物が日照を好む植物だったりすることです。


ホソバオキナゴケは見るからにもこもこと可愛くてこれで作る苔玉はまるでマリモのようです。

でも出来ることならこのコケは植物なんか植えずに苔玉だけで、管理するほうが

いいのかもしれませんよね



今日作っていただいた苔玉にはこのホソバオキナゴケを
使いました。

植えた植物は屋久島ギボシ(ギボウシ)

日陰、半日陰で育つ小型のギボウシです。
似た環境で生育する植物同士で苔玉を作るほうが
お互いにストレスも少なく、健康に育つことでしょう。


作っていただいた方には、日頃の管理と置き場所など詳しくお伝えして


育てていただくこをお願いしてきました。

どうなることでしょうね。。。。頑張れ!















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