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園芸講座の講師を選ぶ前に

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地域で行う園芸セミナーなどに出向くことが多いのですが、グリーンアドバイザーになったのは講師になりたかったから…という目的ではなかったです。 だいぶ昔の話になりますが、植木屋の女房としてはまず何かしら勉強できる環境に身を置きたかった…というのが最初だったのだと思います。 植木屋としての植物を見る目と、花やガーデニングとして見る目とは同じ植物を対象にしても随分違う見方をすることになりますし、グリーンアドバイザーの中には「お花屋さん」もいらっしゃって、そういう土のない植物を見る目はまた全く違うものになります。 ですから私の中に土のない植物を扱う目は全くないと言ってもいいですし、逆に「お花屋さん」に植木屋であったりガーデナーとしての私の見る目はそう深くないと言ってもよいと思います。 よく講師としてうかがうと「講師の先生は植物を何でも知っているものだと思っていました」と言われます。 専門家が集うもう一つ上の講習会に行くとよくわかりますが、植物は本当に世界が広くて、何でも分かっている方はそれほど多くはない…というかそういう講習会に行くとだいたい皆さん「私の扱うのは〇〇ですから××はよくわかりません」とおっしゃいます。 専門家になればなるほど「自分にはわからない」とちゃんとお答えになります (何でも知っているという方はあまり信用できないなぁ)と実感するのです。 もし地域で園芸セミナーを催すとき外部講師を呼ぶのならまず 1 何の園芸セミナーにするか 2 参加者はどういった方を呼びたいか(初心者か?年齢は?性別は?) 3 1,2からどういう講師を呼ぶか という順番で決めておいてから講師を探すことがいいでしょうね さて、1月ももう下旬です。あわててグリーンアドバイザーの活動報告をしなくちゃいけませんね。 明日帰宅後は報告書書きです。